唇裂の修正症例

右側唇裂の鼻変形に対する鼻オトガイ修正術

過去に複数回の鼻手術歴があります。

前医にてこれで完成ですと言われましたが、もう少し直せないかということで当科を紹介受診されました。


患者さんの改善希望点は

  1. 鼻尖端部の右側が左側より突出していること
  2. 鼻をもう少し長くして、下に向けたい
  3. (患側との対称性をとるために縮小したと思われる)左鼻翼がまだ少し広い
  4. 鼻柱が垂れていて横から見た時に目立つ
  5. 鼻孔の非対称
  6. E-lineを整えたい

でした。


手術は肋軟骨を用いた鼻中隔延長術、鼻翼縮小、骨切りによるオトガイ形成をおこないました。

オトガイ形成術を行うことで口が閉じやすくなるので、口元の力が抜けることで上口唇と下口唇のバランスがよくなります。本症例では顎矯正手術は行なっていませんが、術前は側貌において上口唇より下口唇が出ていましたが、術後は上口唇の方が前に出ており、良いバランスになっています。




唇裂の鼻修正は過去に複数回の手術が行われていることが多く、修正は困難を極めますが、ポイントを絞って修正を行うことで結果をだすことができます。

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