唇裂の修正症例

両側唇顎裂の鼻修正

両側唇顎裂に対する鼻形成術

20歳の男性で、他院における両側唇顎裂に対する治療が終了したが、唇の変形と鼻の変形が気になるとのことで、修正を希望して受診されました。

唇裂に伴う変形で、上唇の中央の赤唇は周囲と色調が異なります。​鼻の幅は広く、横から見ると鼻先が下がっています。

手術

上口唇中央部の色調の異なる赤唇は切除しました。鼻の幅を狭くするために鼻の基部の皮膚を数ミリ切除して鼻を引き締めています。​鼻柱には鼻中隔軟骨を移植して、鼻先を持ち上げています。

​術後は色調の異なる赤唇はなくなり、自然なかたちの唇になっています。​鼻の幅は狭くなり、鼻先は持ち上がって、自然な形態になっています。

大守 誠

大守 誠(おおもり まこと) 形成外科専門医・顎顔面外科医 顎変形症、口唇口蓋裂、顔面骨形成を専門とする形成外科医。 顎矯正手術、頬骨形成術、オトガイ形成術など、顔面骨格に基づいた機能的かつ審美的な治療を得意としています。 特に、口唇口蓋裂に伴う二次変形や、骨格性不正咬合に対する外科的矯正治療においては、顔全体のバランスと長期安定性を重視した治療計画を行っています。 また、美容外科領域においても、解剖学的根拠に基づいた安全性の高い手術を心がけています。 本サイトでは、顎変形症や顔面骨手術の症例紹介、治療の考え方、患者さんに知っていただきたい医学的情報を、専門医の立場から分かりやすく発信しています。

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