唇裂の修正症例

成人の左側唇裂鼻修正の経過

40歳の女性の患者さんで、鼻修正を希望されて当科を紹介受診されました。17歳の頃に最終の本格的な鼻形成術を終えられており、その後は当科受診の1年前に美容外科にて患側鼻翼切除と鼻尖端にオステオポールの移植を受けておられます。

お顔を拝見して、患者さんと相談しながら修正ポイントを決めていきました。

修正ポイントとその修正法は以下のとおりです。

① 左鼻孔が幅広くて、左右が非対称であること → 左鼻翼の内方移動、左鼻孔上部形成

② 鼻尖が丸くて大きいこと、鼻先が下方に垂れていること →  異物(オステオポール)除去、肋軟骨を用いた鼻尖形成、鼻中隔延長

細かい調整を行う必要があったため、小修正術を要しましたが最終的に満足のいく結果が得られました。

初診時
最終手術後
初診時
最終手術後
初診時
最終手術後
初診時
最終手術後

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