他院にて最終の修正術を施行後に、鼻と口唇の修正を希望で受診されました。患者さんと相談して、修正点と修正法を以下のように決めました。





1:裂側鼻翼の外方への拡大の修正 → 患側の鼻翼内側切除
2:鼻尖が下がっている → 肋軟骨を用いた鼻中隔延長術
3:鼻翼に対して鼻柱が頭側に位置していてACR(Alar-Columellar Relation)が逆転している → 肋軟骨を用いた鼻中隔延長術
手術はオープン法で鼻の軟骨にアプローチして、以前の手術で移植されていた軟骨を除去しました。
右側の第6肋軟骨を採取して、薄く成形し、鼻中隔と縫合して鼻中隔を尾側に延長すると同時に鼻尖も2mmほど挙上しました。左側の鼻腔底を3mm切除して、鼻翼を内方に移動しました。
口唇の切れ込みは、口輪筋を再縫合して、赤唇粘膜をジグザグに縫合することで修正を行いました。


術後は口唇と鼻の形態は改善し、患者さんの満足を得ることができました。





これ以上の修正は難しいと言われてしまった症例でも、ポイントを絞って修正を行うことで結果を出すことが可能です。